Asia Law 360

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Singapore: Asia Law 360: April News Letter (March 2024 updates)

このニュースレターは、前月に可決された法律の最新情報を提供しております。本ニュースレターはシンガポールにおける事業に大きな影響を与える法律に焦点を当てることを狙いとしています。 本ニュースレターの意見、観点、結論およびその他の情報は法的アドバイスをなすものではなく、法的アドバイスに代わるものを意図するものでもなく、依拠する法的アドバイスとならないようお願いいたします。専門的アドバイスを必要とするお客様は、One Asia Lawyersグループにご連絡いただき、更なる情報につきましては以下にメールをいただけますようお願いいたします。  info@oneasia.legal 公布された法律のリストには、シンガポール議会にて可決され、シンガポール政府機関のウェブサイトに掲載された法律(国会法)が含まれています。二次規則(国会法によって付与された権限もと大臣により作成された規則、規制もしくは通知)を含むものではなく、我々がシンガポールにおける事業に対し重要と思われるものだけを含んでいます。 我々が選択した議論すべき重要な法律は、特にその月に法律が可決されなかったり、外資企業への影響が少ない法律が可決した場合は、常に前月に可決されるとは限りません。 1.  2024年3月公布 法令一覧 2024年感染症(改正)法(Infectious Diseases (Amendment) Act 2024 )  2024年法律第13号 施行日:2024年4月9日 1976年感染症法を改正し、その他特定の法律に関連する改正を行う法律。 2024年金融機関(諸改正)法(Financial Institutions (Miscellaneous Amendments) Act 2024)                2024年法律第12号 施行日:未定 2001年金融アドバイザー法(Financial Advisers Act 2001)、2022年金融サービス市場法(Financial Services and Markets Act 2022)、1966年保険法(Insurance Act 1966)、1970年シンガポール金融庁法(Monetary Authority of Singapore Act 1970)、2019年決済サービス法(Payment Services Act 2019)、2001年証券先物法(Securities and Futures Act 2001)、2005年信託会社法(Trust Companies Act 2005)を改正する法律。 2024年追加供給(2023年度)法(Supplementary Supply (FY 2023) …

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Laos: Asia Law 360: April Newsletter (March 2024 updates)

本ニュースレターでは、前月にラオスの官報ウェブサイト上に掲載された①憲法、②法律、③国家主席令及び④首相令を全て下記「法令一覧」にピックアップし、事業に大きな影響を与えるものについては「重要法令ピックアップ」で概要を解説しています。また、ピックアップ対象外のガイドラインや大臣合意等で重要だと思われる法令は、「その他」に掲載しています。 <本ニュースレターでのピックアップの対象 ①~④ > ①憲法(Constitution) ②法律(Law) ③国家主席令(Presidential Decree) ④首相令(Prime Minister’s Decree) ⑤政府の決議 ⑥首相命令および合意 ⑦省令および大臣合意 ⑧知事通達,合意,指示 ⑨郡長通達,合意,指示 ⑩村の規則 なお、本ニュースレターでお伝えする意見、結論およびその他の情報は弊所の法的アドバイスまたは法的アドバイスに代わるものを意図するものではないため、別途貴社でご判断頂ければ幸いです。弊所の法的アドバイスを必要とするお客様につきましてはOne Asia Lawyersグループまでご連絡頂ければ幸いです。  info@oneasia.legal 1. 公布法令一覧 3月1日から31日付の官報記載のすべての情報を共有します。 ① 知的財産法(改訂版)(1/3/2024、官報掲載日)② 付加価値税率の改正に関する国家主席令(26/3/2024、官報掲載日)③ 2021 年 6 月 17 日付 手数料及びサービス料に関する国家主席令第 50 条(No.002/国家主席)の一部改正(28/3/2024、官報掲載日) 2. 重要法令ピックアップ 本ニュースレターでは、会計及び税務に関する法令は原則、取り扱っておりませんが、付加価値税率の引き上げは、ラオスで事業するうえで、関心事項となっておりますので、例外的に概略を記載いたします。 2.1  付加価値税率の改正に関する国家主席令 3月19日付で国家主席令が発行され、付加価値税率が7%から10%へ引き上げられました。国家主席令は、3月26日に官報に掲載されており、法律上は、有効となっていますが、運用については、財務省税務局からの細則が出ると思われますが、いつから10%へ切り替わるのか不明な状態が続いています。 <日系企業としての対応方針> まずは、いつから運用が始まるか、起用されている会計事務所等を通して確認する必要があります。 2.2  その他 その他重要だと思われる法令情報等について参考までに共有いたします。 2.2.1  ラオスにおける輸出による外貨収入に関する合意について 1. 背景 2022年10月1日より「改正外国為替管理法(以下、「外為法」)」が施行され、その後、2023年7月14日に「外貨管理の実施に関する首相命令(No10)(以下、「首相命令」)」が発行され、ラオス政府は、特に外貨準備高が不足している状態を改善するために多くの対策に乗り出しています。今回ラオス中央銀行は、外為法及び首相命令に基づき、輸出によって得られた外貨収入がラオス国内の輸出入用銀行口座に送金され、預金された外貨が期限内にラオス国内商業銀行において両替される仕組みの強化を図ることで、外貨準備高を増やすために、2024年3月7日付で「商品及びサービスの輸出による外貨収入の管理に関する合意(No333)(以下、「合意」)」を発行し、3月29日より施行される予定です。 2.  ラオス国内への外貨の送金率及び期限について(合意第5条) 輸出業者は、原則、売買契約書内で規定する支払日までに、受領した外貨をラオス国内の輸出入用口座へ送金する必要があります。但し、送金期限は、輸出日から数えて180日を超えることはできません。また、分野ごとに、別途、外貨収入の最低送金比率と期間が以下のとおり、定められています。 分野 最低比率 期限 …

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Philippines: Asia Law 360: April News Letter (February 2024 Updates)

 本ニュースレターは、2ヶ月前に成立した法律(4月のニュースレターでは2月に成立した法律)の最新情報を提供しています。本ニュースレターは、特にフィリピンにおける事業に大きな影響を与える法律に焦点を当ててまいります。  本ニュースレターの意見、観点、結論およびその他の情報は法的アドバイスをなすものではなく、法的アドバイスに代わるものを意図しておらず、本ニュースレターに依拠したご判断につき一切の責任を負うものではございません。専門的なアドバイスを必要とする際は、以下のメールアドレスを通じて、One Asia Lawyers グループにご連絡いただけますようお願いいたします。 info@oneasia.legal  公布された法律および規則のリストには、フィリピン議会において承認された共和国法とフィリピン大統領の行政命令のみが含まれています。このほか、フィリピンでのビジネスにとって重要であると思われる、条約、審議中の法案、行政命令、通達、規則、最高裁判所やその他の裁判所の判決(以下、「法令等」といいます。)などを掲載しています。  上記法令等の承認がない場合や、外資系企業への影響がある法律の承認がない場合は、掲載がない場合がございますのでご留意ください。 1. 2024年2月公布法令一覧 RA No. 11981 – 「Tatak Pinoy (Proudly Filipino) Strategy」(タタック・ピノイ(誇り高きフィリピン)戦略)の策定、資金援助、実施、監視、評価を義務付け、タタック・ピノイ協議会を設立し、資金の充当等に関する法律(2024年2月26日署名) RA No. 11982 – フィリピンの八十代高齢者および非高齢者への給付、及び「2016年百寿者法」(RA No. 10868)の改正、資金の充当等に関する法律(2024年2月26日署名) EO No. 55 s.2024 – 海事産業発展10年計画2028の採用に関する大統領令(2024年2月8日署名) Memorandum Order (MO) No.19-2024 – 大統領人事開発委員会(OP-PDC)の再構成に関する覚書命令(2024年2月5日署名) MO No.20-2024 – 特別非労働日や祝日を宣言する布告の発行に関する規則を強化する等に関する覚書命令(2024年2月27日署名) Bangko Sentral ng Pilipinas (BSP、フィリピン中央銀行) Circular Letter No.CL-2024-009 – CDCP従業員貯蓄貸付組合 – NSSLAとしての運営免許の返上(2024年2月22日発行) BSP …

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Thailand: Asia Law 360: April News Letter (February 2024 Updates)

本ニュースレターでは、前々月にタイ王国政府の官報ウェブサイト(http://www.ratchakitcha.soc.go.th/RKJ/announce/search.jsp)及び随時、各当局のウェブサイト上に掲載された以下の法令のうち、除外項目に該当するもの以外は下記「法令一覧」にピックアップし、特に事業に大きな影響を与えるものについては「重要法令ピックアップ」で概要を解説しています[1]。 <ピックアップの対象1:全法令> ①法律(Act) 国会(Parliament) ②法典(Code) 国会(Parliament) ③緊急勅令(Emergency Decree) 内閣(Cabinet) ④勅令(Royal Decree) 内閣(Cabinet) <ピックアップの対象2:重要法令のみ(重要法令は以下に記載)> ⑤省令(Ministerial Regulation) 各省庁(Each Ministry) ⑥省告示(Ministerial Notification) 各省庁(Each Ministry) ⑦規則(Regulation) 各当局(Each Authority) ⑧告示(Notification) 各当局(Each Authority) <重要法令の範囲> 以下の重要法令については、⑤省令、⑥省令告示、⑦省令、⑧告示も、ピックアップの対象といたします。なお、当該重要法令の範囲については、適宜見直しを行います。 民商法典、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法、土地法、労働者保護法、労働関係法、職業紹介求職者保護法、著作権法、特許法、商標法、コンピュータ犯罪法、電子取引法、陸運法、社会保障法、証券取引法、個人情報保護法、取引競争法、企業秘密法、汚職防止法、破産法、会社・協会・財団に関する違法行為規定法、外国人事業法、投資奨励法、有害物質法、工場法、機械登録法、サイバーセキュリティ法、その他重要と考えられる法令 <除外項目> 税関連 関税関連 大麻及びドラッグ関連 畜産関連 特定の県に関するもの 委員や担当官の任命及び公務員の福利厚生に関するもの 政府の財政、債務、選挙、または政治に関するもの 食品の輸出入に関するもの 全国村落都市共同体基金(National Village and Urban Community Fund)、看護助産師協議会(Nursing and Midwifery Council)、農民負債管理委員会(Farmers Debt Management Commission)、海洋沿岸資源部(Department of Marine and Coastal …

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